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「仮想通貨と相続」(No.56)
仮想通貨(ビットコイン他)を相続する場合は、税金についてどのように考えれば良いのでしょうか。
まずは被相続人が閲覧していたサイトから、亡くなられた日と今現在の運用残高を見てみます。
仮想通貨はウォレット(仮想世界上の財布)というものに保管されておりますが、そのIDやパスワードがあれば閲覧サイトの中身を見ることができます。
そして相続発生日、すなわち被相続人が亡くなられた日
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借地権の評価方法
建物を所有するために土地を借りる権利を借地権といいます。
そしてこの借地権というものも相続財産として評価されるのです。
借地権の価額は、自用地としての評価額(自分の土地を自分で使用しているとした場合の評価額)に借地権割合をかけて求めます。
借地権割合は地域ごとに決められていて、一般的に土地の評価額が高くなるほど借地権割合も高くなります。借地権割合はインターネット上でも調べることができる
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貸家建付地の評価方法
自分の土地に自分で一軒家やアパート、ビルなどを建てて他人に貸している場合の、その土地のことを貸家建付地といいます。
貸しているのは建物ですが、借家人には間接的にその敷地を利用する権利があります。したがって、貸家建付地は、自用地としての評価額からこの権利に相当する価額を差し引いて評価します。
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貸宅地の評価方法
借地権が付いている宅地はその土地の所有者からみると貸宅地となり、自分の土地であっても自由に処分したりできないため自用地の場合より評価が低くなるのです。
具体的には、自用地としての評価額から借地権の価額を控除して貸宅地の価額を算出することになります。
また、親の土地に子どもが家を建てて住んでいるケースがよくありますが、地代などの支払いがない場合は使用貸借といい、税務上は借地権がないものと
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相続時精算課税制度の活用(暦年課税とのベストな組み合わせ)
相続時精算課税制度を選択すれば、暦年課税制度による相続税の節税はできなくなりますが、両制度を上手に組み合わせることで、さらに節税効果を上げることができます。
相続時精算課税制度を選択した親以外から通常贈与してもらう
相続時精算課税制度は、親ごと、兄弟姉妹ごとに選択できるのがポイントです。たとえば、父親からの大型の贈与はすべて相続時精算課税制度を選択し、母親からは少額ずつ暦年
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相続時精算課税制度の活用(子供に早期に移すことの重要性)
暦年課税制度では贈与税率が非常に高く、一括で財産を贈与したくても、多額の税金が発生してしまうため難しかったといえますが、この相続時精算課税制度であれば、親から大型の財産贈与が可能です。
子どもの立場でいえば、年をとってから親の財産を相続するよりも、住宅ローンや子どもの教育費などで支出がかさむ若いうちに受け取るほうが助かるでしょう。
また、早く贈与できればそれだけ早くお金を有効活用でき、経済
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みなし相続財産とは
被相続人の死亡によって受け取る生命保険金は被相続人が所有していた財産ではないので、本来は相続財産ではありません。しかし、このような財産も本来の相続財産を取得するのと同等の価値があるため相続税では相続や遺贈によって取得した財産とみなして課税することにしています。
このようなものを「みなし相続」といい、おもに次のものがあります。
生命保険金・損害保険金
被相続人の死亡によって受け取る生命保険金や
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相続時精算課税制度の活用(暦年贈与との比較)
「相続時精算課税制度と暦年課税制度のどちらが有利か」というところのポイントを見ていきます。
相続税が掛かるかどうか
贈与は相続対策に大きな効果がありますが、贈与の仕方を間違えるとかえって税負担が重くなることもありますので、贈与する際には専門家の意見を聞き、失敗しない賢い贈与をしましょう。
相続税が掛からなければ相続時精算課税制度を選択すれば有利と
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生命保険の活用(子が父に保険をかけて納税資金を確保する方法)
「500万円×相続人の数」という非課税枠を超える保険に加入する場合には、保険金を相続財産にしない契約形態にするほうが有利な場合があります。
つまり、父を被保険者とし、子が契約者かつ受取人となって加入する方法です。こうすれば子が受け取る保険金は子自身の一時所得(所得税と住民税の課税対象)となり、相続財産には組み込まれません。
この場合は非課税枠の適用はありませんが、課税される一時所得の金額はか
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生命保険の活用(保険料を贈与する方法)
子が契約者となって保険に加入する場合は、保険料にあてる現金を父が子に贈与する方法をとると良く、それだけ相続財産が減り、節税効果があります。
保険料にあてる現金は一度に贈与するのでなく、贈与税の非課税枠110万円を利用して、毎年、小分けで行うのがポイントです。
留意点は次の2点です。
贈与の事実を証明できるようにしておく
贈与契約書などを作成することが大切です。
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