会社社長さんからの株式承継についてのご相談
先日、税理士でない事務屋さんに会計をお願いしていた会社社長さんから
お電話を頂きました。
「親の代から会計をお願いしている人なのだが、税理士でないので株の対策など分からないみたいで困っている。」
とのご相談でした。
早速、直接お会いしてお話ししましたところ、
「高齢の父親(会長)の株式の価値が上がりすぎているので、早く自分(社長)に移さないと相続税が心配だ。」
とのことでした。
私共の方からは
① 年間110万円の基礎控除を利用した株式の暦年贈与
② (雇用を5年間80%維持などの条件はあるが)事業承継税制の利用
③ 役員報酬増加による数年間の赤字発生による株価下げ
④ 他人を含めた複数人による株式保有による計算方法の変更(配当還元方式へ)
を提案させて頂いた所、
①の方法を行うとのことで、早速書類を作成し法人税申告書等にも反映させて頂きました。
社長様からは「ようやく動くことができて良かった。
本当にもっと早く税理士さんにお願いすればよかった。」との言葉を頂戴いたしました。
株式の承継には、早めの検討と行動が大切のように感じます。
ぜひ「まだ動かなくても良いだろう」と考えている方も一度ご検討をされることをおすすめいたします。
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